2009年03月21日

谷川俊太郎 『子どもたちの遺言』

生まれたよ ぼく
この連載詩は、はじめ作者である私が子どもたちに向かって遺言を書くという発想だったのだが、私はむしろ死に近づきつつある大人よりも、まだ死からはるかに遠い子どもが大人に向かって遺言するほうが、この時代ではずっと切実なのではないかと思って、発想を逆転させた。生まれたばかりの赤ん坊に遺言されるような危うい時代に私たちは生きている、そう感じているのは私だけだろうか。
−あとがきより


子どもたちの遺言
谷川 俊太郎, 田淵 章三
佼成出版社 ( 2009-01 )
ISBN: 9784333023622
おすすめ度:アマゾンおすすめ度


谷川俊太郎さんの詩と、田淵章三さんの写真で綴られた詩集『子どもたちの遺言』を読みました。
見てわかるとおり、カメラを見つめてくる子どもの瞳がまっすぐに届いてくるような写真たち。
生まれたばかりの赤ん坊から、3歳のころ、小学生のころ、揺れる思春期、成人の日の写真と言葉たちです。
内容についてはあまり詳しく書きません。上に引用した「あとがき」の言葉を読んで、興味をひかれた人が手に取ってくれればいいと思います。
私は胸にぐっと来ました。

収録作品:
  • 生まれたよ ぼく
  • 平気
  • もう まだ?
  • おしっこ
  • 一人きり
  • 幸せ
  • 走る
  • もどかしい自分
  • いや
  • ゆれる
  • きみと
  • ありがとう
ラベル:谷川俊太郎
posted by 高 at 10:58| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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