2007年04月07日

五條瑛 『愛罪 Uxoricide』

革命小説第5弾
愛罪
五條 瑛
双葉社 ( 2006-04 )
ISBN: 9784575235463
おすすめ度:アマゾンおすすめ度


全10冊予定の<R/EVOLUTION>シリーズの折り返し地点である第5巻です。
新刊が出ているのに気づかずに長い間過ごしてしまったので、この次の6巻も既に待機しています。おかげで、毎回新刊読むたびに"この人誰だっけ?"という戸惑いに次は出会わなくていいと思うと、ちょっとほっとします。

今回は4巻までの間に積み上げられてきた様々な人間関係と新種のドラッグファービーをめぐる謀略に、この5巻で新たに登場してきた長谷川製薬という大手製薬会社を営む一族の暗い歴史と現在も続く闇が、どんなふうにサーシャの手に絡め取られていくかというストーリー。
比較的おとなしめで、あっさりした展開なのですが、それでもぐんぐん読めて面白いのがすごいところです。
ここまでで、サーシャの"日本に革命を起こす"という目的の事前準備はほぼ整ったと思えますが、これからそれがどう展開していくのか、すべてを思い通りに運びながら、何も持っていないかのように、絶望しているかのように、近しい人たちからは見えているサーシャが最後はどんな道を選ぶのか・・・最後まで追いかけていきたいと思います。

以下ネタばれ
ハーシーが死んでしまったことが悲しい。エナのヤスフミへの想いを承知しながら、最後まで騙されたふりをして、哀しいまでの愛情を抱いて死んでしまったハーシーのことを、エナが少しでも悲しんでくれるのか。でも何よりもヤスフミを選ぶと決めているエナは、悲しいと感じることまでも自分に禁じそうです。
次は亮司やリャンの出番がもう少し多いと嬉しいな。
タグ:五條瑛
posted by 高 at 11:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 邦人 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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